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達磨図鍔(鐔)

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銘 神道五銕錬明珍大隅守紀宗介

Daruma motif tsuba

Signed Shinto gotetsuren Myochin Osuminokami Kino Munesuke

No.

2066

達磨図鍔(鐔) 銘 神道五銕錬明珍大隅守紀宗介 享保三戊戌六月吉日 行年七十七歳造之

特別保存

-

円(税込)

銘 神道五銕錬明珍大隅守紀宗介
  享保三戊戌六月吉日 行年七十七歳造之
武蔵国江戸麻布 享保三年(1718年)
鉄磨地丸形高彫小透象嵌色絵水晶嵌入
縦:85mm 横:85mm
切羽台厚:5.8mm 耳際厚さ:5.5mm
『刀装小道具銘字大系Ⅱ』所載
上製桐箱入

Signed Shinto Goteturen Myochin Osuminokami Kino Munesuke Kyoho 3 Tsuchinoe Inu 6 gatsu kichijitsu
Gyonen 77 sai korewo tsukuru
Edo period Kyoho 3 nen (1718 A.D.)
Azabu, Edo, Musashi province
Iron
Height: 85mm Width: 85mm
Thickness at seppadai: 5.8mm
Published in the book "Toso kodogu meiji taikei 2"
Kiri box, Tokubetsuhozon

 堅牢厚手の鉄地に達磨大師が描かれた鐔。への字に結ばれた口元に伝教のためならどんな艱難辛苦にも耐えんとの頑固一徹の気性が現れている。が全体の面差し、佇まいはユーモラスで、思わず笑みが漏れる。大小の二つの孔は紙縒りを通し、みだりの抜刀への戒めであろう。作者明珍宗介は享保頃の江戸麻布の人。明珍宗家的な存在で、甲冑製作の傍ら鐔を作った。鍛鉄の見事さ、確かな彫技、達磨の眼に水晶が用いられている辺りは流石である。
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