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葡萄図鐔
無銘 埋忠
"Budo" (Grape)
Unsigned Umetada
鍔
No.
2082
特別保存
-
円(税込)
桃山時代 山城国京都
赤銅石目地木瓜形平象嵌土手耳
縦七〇・五㍉ 横六六・八㍉
切羽台厚さ三・五㍉
特製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書(埋忠)
Momoyama period
Kyoto, Yamashiro province
Shakudo
Height : 70.5mm Width : 66.8mm
Thickness at seppadai : 3.5mm
Kiri box
Tokubetsu hozon (Umetada)
墨筆を走らせたような強弱変化に富んだ線描写で、葡萄や九年母などを描いたのが埋忠明寿。線描とはいえ、金工細工での技術は独特の平象嵌。その洒落た表現は琳派の美意識に通じ、桃山時代の京文化に大いに影響を与えたのであった。この鐔も、明寿の技術と感性を伝えている作。漆黒の赤銅地を土手耳仕立ての木瓜形に造り込み、全面を微細な石目地に仕上げ、色合いを異にする金、銀、素銅、朧(おぼろ)銀(ぎん)の、表情豊かな平象嵌で描き表している。
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