菊花透図鐔 無銘 赤坂忠時

江戸後期 武蔵国江戸
鉄地菊花丸形毛彫地透
縦78.2mm 横74.8mm 切羽台厚さ6mm
上製落込桐箱入

Tadatoki

 精良な鉄地を碁石形に造り込み、総体を菊花状に、また透かしを施して耳の内側にも菊花を配し、風に揺れるような菊の様子を題材に洒落た空間を演出した作。時代の上がる菊花は放射状の線を専らとするが、ここでは曲線を構造に採り入れて動きと妖艶さを極めている。総体を陰影としながら、一枚の葉のみを陽に表現しているのも洒落ている。赤坂八代あるいは九代の作と鑑せられる。

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菊花透図鐔 無銘 赤坂忠時
菊花透図鐔 無銘 赤坂忠時