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猛禽図鐔(甚五写し)
銘 友就作 昭和壬戊年三月 行年六十五才
Tsuba "Mokin" (Hawk)
Signed Tomonari saku Showa Mizunoe-Inu-toshi 3 gatsu gyonen 65 sai
鍔
No.
1041
保存
-
円(税込)
家田友就 静岡県浜松市
昭和五十七年作品
第十八回新作名刀展優秀賞受賞作
鉄地泥障形高彫象嵌
縦七五㍉ 横七二・五㍉
切羽台厚さ三・六㍉
上製落込桐箱入 自筆箱書
保存刀装具鑑定書
Copy of Jingo's masterpiece
Award winning work of the Shinsaku meito ten by NBTHK
Craftman : Ieda Tomonari
1982 (Showa 57) work
Iron
Height : 75mm Width : 72.5mm
Thickeness at seppadai : 3.6mm
Calligraphy on the Kiri box, written by the author himself
"Hozon" by NBTHK
鍛えた鎚の痕跡が残された地鉄の表情を活かし、素朴な風合いの真鍮地高彫の猛禽図を象嵌した初代甚五の鐔は余りにも有名。この鐔は、家田友就(いえだ ともなり)師が土佐山内家旧蔵の甚五鐔を手本に、その本質に迫った作。光沢の強い鉄地は黒々として緊張感に満ち、量感のある猛禽像を浮かび上がらせている。目玉、強く曲がった嘴、松樹を摑む爪は、いずれも本歌の如く鋭く、翼の毛彫は優しく、松樹の表情も古風。大正六年生まれの友就師は甚五写しの鐔で遍く知られた名工である。
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