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No.

13

楓散図鐔

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銘 皇都住義照(花押)

​音声解説
00:00 / 14:52:58

”Kaede chirashi" Tsuba with a scattered maple leaf design

Sign Kouto ju Yoshiteru (Kao)

450,000

円(税込)

特別保存

江戸後期 山城国京都
鉄地障泥形
高彫布目象嵌
縦八四㍉ 横七七㍉ 
切羽台厚さ三㍉
上製落込桐箱入

Late Edo period, Kyoto, Yamashiro Province
Iron ground mud shape
High carving cloth pattern inlay
84mm :long, 77mm : wide
Thickness at seppa dai : 3mm
Made in a paulownia wood box

 佐藤義照(よしてる)は始め荒木東明に、後に後藤勘兵衛家光文にも学んで独立した名工。

維新後は大坂造幣局に勤め、国内外の博覧会で数々の賞を受賞し、宮内省御用となった作もある。

微かな風を感じさせるこの清々しい意匠の鐔は、質の良い鉄地を大振りで平坦な薄手に仕立て、鋤彫と鋤出を組み合わせて舞い落ちる楓を目前にあるように写実表現した作。

金の布目(ぬのめ)象嵌(ぞうがん)による色付いた様子はもちろん美しいが、彫口が鋭くしかも精巧で緻密、耳の周囲を経て表裏に連続させている表現も見どころ。秋の詩情を感じさせる作となっている。
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