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脇差&拵
銘 肥前国住藤原忠広 寛永八年八月日(最上大業物)
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Copy right Ginza Choshuya
Production work
Tomoriki Imazu
日本刀販売専門店
江戸時代初期
寛永八年
肥前国
Tadahiro (The founder)
初代忠広は初め肥前国忠吉と銘し、元和十年に武蔵大掾を受領して忠広と改名した江戸初期を代表する名工。稀に見る武蔵大掾を冠しない作は、肥前刀を幕府や諸大名への贈答品とした肥前藩主鍋島勝茂が相手方に遠慮し、「肥前国住藤原忠広と計り打ち申すべき事」と指示したもの。極上の玉鋼を用い「きず之れ無き様、念を入れ」て打つよう厳命された。かくして精鍛された忠広の作はいずれも出来が優れ、「献上打」と称揚されている。
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