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脇差

銘 津田越前守助広 寛文十二年八月日

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Copy right Ginza Choshuya
Production work
​Tomoriki Imazu
日本刀販売専門店

江戸時代前期

寛文十ニ年

摂津国

Sukehiro

 津田越前守助広は、大坂常盤町の鍛冶場でそぼろ助広に就いて業を修め、その晩年には代作代銘を勤める。師の引退後は二代を襲い、万治元年に越前守を受領。小板目鍛えの精美な地鉄と、師譲りの鮮やかな互の目丁子乱刃に独自の工夫を加えて編み出した、沸匂の深い湾れ刃や大海原の波濤を想わせる濤瀾乱刃の冴えた作は、美しいだけでなく刃味も抜群に優れ、江戸時代前期の大坂で一際強い光彩を放った。
銘 津田越前守助広 寛文十二年八月日
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銘 津田越前守助広 寛文十二年八月日
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