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寿老鹿図目貫 割際端銘 金玉堂弘貞
Juro and deer motif kozuka
Hirosada
江戸時代後期(弘化頃) 常陸国水戸
四分一・素銅昼夜地容彫象嵌色絵
表目貫 幅:15.9mm 高さ:38.8mm
裏目貫 幅:12.2mm 高さ:37.9mm
特製落込桐箱入
Late Edo period
Mito, Musashi province
Shibuichi
Omote menuki
Width: 15.9mm Height: 38.8mm
Ura menuki
Width: 12.2mm Height: 37.9mm
Kiri box
特別保存
-
円(税込)
目貫
1055
No.
バックシャン(後ろ姿美人)、懐かしい言葉だ。昭和生まれだって知らない人もいるかもしれない。四分一地容彫の寿老人は穏やかな笑みをたたえて正面を向いている。素銅地容彫の鹿は目線を上にした後ろ姿ですっくと立っている。内側から高く強く打ち出されたふっくらとしたお尻に短く可愛らしい尻尾。頭の天辺のつむじから始まる極細の毛彫りが全身に廻らされ、滑らかな毛皮の質感を表している。寿老は四分一地容彫。生き生きとした、思わず釣り込まれそうな笑顔だ。長い頭を覆う布には花唐草の平象嵌。衣の模様は片切彫と毛彫りを併用した唐花唐草模様。金玉堂弘貞は打越弘寿の門人。表裏それぞれの際端に堂々と、丁寧に銘が刻されている。
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