嘉永六年の黒船襲来を受け幕府は、江戸湾岸の防備を固めるべく諸大名を配置した。
品川第二台場の守護を拝命した会津藩主松平容保は、芝金杉浜町に金杉陣屋を設営し、藩工角元興を呼び寄せ、さらに元興の師で幕府御用を勤めた石堂運壽是一を招聘し、両工の合作刀を打たせて攘夷への心意気を示したのだった。
この刀は、金杉陣屋での元興と是一の作刀を耳にした会津藩士の需めで鍛造された、二尺五寸を超える大作。
反り高く中鋒に造り込まれた洗練味ある姿。
地景が密に入って綺麗に肌起ち鉄の冴えた美しい肌合いに、
互の目丁子乱の刃文は焼高く、
しかも焼頭が鬩ぎ合って重花ごころに変化する華麗な構成
TOPIX
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。鍛冶平こと刀工細田直光。稀代の偽物師として後世に名を残してしまいましたが、次郎太郎直勝門人のれっきとした刀鍛冶です。今回はそんな”刀匠 直光”の作品を5本ご紹介しております。
新刊書籍のご案内
『日本刀五ケ伝の旅 備前伝 ~長船鍛冶の黄金期』
田野邉道宏 著
株式会社 目の眼 発行
雑誌『目の眼』にて好評連載されております田野邉道宏先生の
『五ヵ伝の旅シリーズ』。
『山城伝』『大和伝』に続き『備前伝』が出版されました。
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販売価格 4,000円
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