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刀 無銘 尾張関

尾張国 延宝頃 約350年前


 無銘ながら尾張関と極められて鑑定書が付された刀。

 

 尾張国は信長の居城であった清洲城に福島正則や豊臣秀次が入り、歴史上の英傑が躍動した地。刀槍への需要を見込み、美濃国関から刀工が移り住んだ。これを尾張関と総称している。

 この刀は尾張関、わけても豊後守を受領し、江戸前期の慶安から延宝にかけて活躍した正全の作であろうか。差表の物打付近に小丁子が連なって拳形となった、正全らしい刃が配されている。

 

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