新商品のご案内 脇差 銘 近江大掾藤原忠吉(四代)(良業物)
肥前国 元禄頃(江戸時代中期) 約三百十年前
近江大掾忠吉は肥前佐賀藩主鍋島氏に仕えた肥前忠吉家の正系四代目で、源助、後に新三郎と称し、寛文八年の生まれ。貞享三年に父陸奥守忠吉が没した時には弱冠十九歳であったため、祖父近江大掾忠廣の下で引き続き鍛刀を修業。元禄十三年三十三歳の時に祖父と同じく近江大掾を受領。以後、名実共に忠吉家の当主として、延享四年九月に八十歳で他界するまで父祖直伝の槌を存分に振るい、優品の数々を遺している。
この度、銀座長州屋では政府の緊急事態宣言発令に鑑み、新型コロナウィルスの感染拡大防止に協力するため、感染状況が収束の兆しを見せるまで、営業時間を当面の間9:30~17:00と短縮させていただきます。
通常の営業時間に戻す際は、改めて銀座情報紙面やホームページ上にてご案内いたします。
銀座長州屋ご愛顧の皆様方には、くれぐれも御自愛いただき、感染防止に御協力をお願い申し上げます。
肥前国 元禄頃(江戸時代中期) 約三百十年前
近江大掾忠吉は肥前佐賀藩主鍋島氏に仕えた肥前忠吉家の正系四代目で、源助、後に新三郎と称し、寛文八年の生まれ。貞享三年に父陸奥守忠吉が没した時には弱冠十九歳であったため、祖父近江大掾忠廣の下で引き続き鍛刀を修業。元禄十三年三十三歳の時に祖父と同じく近江大掾を受領。以後、名実共に忠吉家の当主として、延享四年九月に八十歳で他界するまで父祖直伝の槌を存分に振るい、優品の数々を遺している。