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平衡道具図目貫 無銘 古金工


室町時代 赤銅地容彫 特製落込桐箱入 表50㎜ 裏50.7㎜ 保存刀装具(古金工) 極薄手の赤銅地を叩き出した古金工の目貫。今日では用途はおろか、その名称さえ知れぬ古の道具を画題とした作品である。打ち出しの赤銅の厚みは僅かに1㎜。横幅は50㎜とおおよそ男性の指三本分ある大きな目貫であるが、大きさに比して重量は非常に軽い。また、縄を表現した部分はほとんど糸のような細さで,0.7㎜~0.8㎜程しかない。欠損がなく、ほぼ完存状態である点も貴重である。渋い天正拵に使いたい作である。

価額 140,000円(消費税込)

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