新商品のご案内 脇差 銘 陸奥介弘元 天保六年二月日
元日の能登半島を襲いました地震により被災された皆様には
心よりのお見舞いを申し上げます。
脇差 銘 陸奥介弘元 天保六年二月日
Wakizashi: Sig. Mutsu no suke HIROMOTO / Tenpo 6 nen 2 gatsujitsu
―鍛刀技法に科学を採用。目指すは究極の切れ味―
陸奥介弘元は、安永七年に陸奥国二本松藩の鉄炮鍛冶の次男として生まれた。文化二年に江戸へ出て水心子正秀に入門した弘元は、修業中に出会った洋学者司馬江漢の影響で、最適の焼入温度を舶来の温度計で測る等、鍛刀技法に科学を逸早く採り入れている。師に劣らぬ学究肌の陸奥介弘元の究極の目標は頑健な利刀の鍛造であった。
緻密に錬れて詰んだ柾目肌に、得意とした直刃の刃文。天保六年還暦を目前にした弘元の心技体の充実ぶりを窺わせる優品。
以前作った弘元の動画です。ご参考までに。
刀 銘 古山陸奥介藤原弘元 為吾藩野田丈左衛門正次制之 天保乙未八月七日 公親閲諸臣芸正次新命刀奏 技交刃数百不毀不撓予愛其精錬因為佩刀正次記
夏季休業のお知らせ
8月9日(金)から15日(木)まで、夏休みとさせていただきます。
酷暑の折から 皆さまにおかれましてもくれぐれもご自愛くださいませ。
―江と化物は見たことがない―
江と則重 [2]
江の作風? 則重の作風??
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
短刀 生ぶ茎無銘 則重 (重要刀剣)
短刀 額銘 則重 (金粉銘 盲鹿)(重要刀剣)
在銘品が一本も存在しない故にカリスマ的な価値を誇る江。
刀の目利きを代々生業としてきた本阿弥家が編纂に関わった『享保名物帳』にも、伝説的な江極めの名刀の数々が記載されており、数百年後の現代に生きる我々にそのロマンを余すところなく伝えている。
名物の一つにして、日本刀の頂点の一角であることは疑いの無い名刀江。
在銘品がない江を、江たらしめる極め(鑑定)のポイントは一体どこにあるのか?
本阿弥光博先生の著書『日本刀鑑定法』を紐解きながら、江の特質を整理し、さらにその江の特徴の多くを備えた無銘の則重の短刀の現品と比較検証していきます。
名刀とはどのようなものか、どうあるべきなのか、その本質がこの動画を通して少しでも明確になっていけば幸いです。
(概要文より)
月刊『銀座情報』 令和六年 8月(454号) 7/16発売
Web公開中
9月号は8/16発売予定です
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