新商品のご案内 脇差 大磨上無銘 金高
螺旋刻変わり塗鞘脇差拵入
美濃国 永禄頃(約460年前)
室町後期永禄頃の美濃金高(かねたか)と極められて鑑定書が付された脇差。
たっぷりとした身幅、掻き通しの棒樋、鋒が大きく延びた風格ある姿は、南北朝期の古名刀の大磨上を想起させる。

板目鍛えの地鉄は、わずかに流れごころの肌を交えて細かに肌起ち、粒立った地沸が厚く付いて淡く映りが立つ。
刃文は互の目に尖りごころの刃、片落ち風の刃を交えて高低変化し、焼頭は匂で尖り、わずかに金線、砂流しが掛かり、足が柔らかく射し、刃中に匂が立ち込める。


縁頭と鐺は赤銅の漆黒に立浪文が金色鮮やかに映えて豪華。
TOPICS ・月刊『銀座情報』10月号 9/16発売
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