放馬図三所物 小柄笄 銘 三宅英政(花押) 目貫 金短冊銘 三宅英政(花押)

揃金具

 木曽、対馬、南部、三河、能登などは名馬の産地。それら放牧地には、鞍や手綱から解放されて自由に駆け回る軍馬があり、また、いずれ戦場を駆け巡るであろう若駒やその母馬が草を食んでいた。体をぶつけ合うように競い激しく後ろ足を蹴り上げる馬を小柄に、親子であろう優しい視線を投げかける様子を笄と目貫に彫り描いた三所物。綺麗に揃った赤銅魚子地は広々とした牧場を思わせ、馬の身体は上質の金無垢地を打ち出し強く容彫とし、隆々とした筋肉や風に揺れる鬣と尾まで躍動的に彫り出している。三宅英政は、江戸の二代宗與に学び毛利家に抱えられた英充の近縁の名工。

特別保存

1,200,000

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