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鉄茶漆塗翁総面
Tetsu Cha-urushi-nuri Okina So-Men
Menpo
江戸時代
高さ 約八寸五分八厘(26.0cm) 幅 約七寸三分(22.0cm) 奥行 約三寸七分(11.2cm)
Edo period
Length : approx. 26.0cm
Width : approx.22.0cm
Dept : approx. 11.2cm
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円(税込)
No.
鉄地に茶漆を施した翁総面。額には眉と皺が深く打ち出され、智謀に長けた翁の表情をよく表している。長い髭を貯え、大きく開けられた目、大きな耳を擁した相貌は一種異様な迫力があり、敵将兵を牽制する効果は十分。頬の部分に折釘、顎には汗流しが設けられ、裏面は黒漆が丁寧に塗り施されている。蝙蝠付けされた鉄地二段重の垂は表側を絵韋で、裏を漆皮で覆い、菱縫と畝目を裾板に施す、非常に手の込んだ仕立てとなっている。現存品が少ない総面の中でも保存状態の良い貴重な作品である。
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