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若松に舞鶴図小柄 銘 戸張富久(花押)
"Wakamatsu & Maizuru"Young Pine Tree and Dancing Crane
Tomihisa (Tobari school)
江戸後期 武蔵国江戸
赤銅魚子地高彫色絵
裏板金削継
長さ九八㍉
幅一四・一㍉
上製落込桐箱入
保存刀装具鑑定書
Late Edo Musashi province Edo
Shakudo nanako ji takabori iroe
uraita kin sogetsugi
Length : 98mm
Width : 14.1mm
Kiri box
Hozon
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200,000
円(税込)
No.
縁起物や正月飾にもみられる、根引きの若松に飛来した鶴の図。この背景には、長命を願う蓬莱思想がある。戸張富久(とみひさ)は喜惣次、または喜三治と称し、江戸に栄えた町人文化を好んで酒井抱一などとも交流し、俳諧にも通じて感性を磨き作品に活かしていた。この小柄は、綺麗に揃った赤銅魚子地を下地として、後藤の作にも見紛うような古典的意匠からなる若松と舞鶴を高彫にし、金銀の色絵を施して品の良い画面に仕上げている。翼の一部を素銅地として色合いの美観を高めている点も見どころ。
保存刀装具鑑定書
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