top of page
日本刀の販売 買取のご相談は日本刀専門店銀座⻑州屋
宮田三代揃金具 波濤雲龍図鐔 銘 宮田信清(花押) / 飛燕図目貫 割際端銘 宮田 信久 / 玩具図小柄 銘 宮田信明 昭和甲午歳
Set of fittings (Tsuba, Menuki and Kozuka), made by three generations of Miyata family
Nobukiyo, Nobuhisa and Nobuaki
波濤雲龍図鐔 銘 宮田信清(花押)
江戸後期 山城国京都‐武蔵国江戸
赤銅魚子地高彫色絵露象嵌
縦五五・八㍉ 横三九・五㍉ 切羽台厚さ六㍉
飛燕図目貫 割際端銘 宮田 信久
明治 東京下谷区金杉・根岸
赤銅地容彫色絵 表四八㍉ 裏四八・三㍉
玩具図小柄 銘 宮田信明 昭和甲午歳
大正・昭和 東京豊島区‐中野区上高田
朧銀地高彫色絵平象嵌 長さ九七㍉ 幅一四・四㍉
『鐔の美』所載 宮田信明自筆箱書 特製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
Tsuba: "Hato, unryu" (Wave and Dragon) by Nobukiyo
Late Edo period, Kyoto of Yamashiro province - Edo of Musashi province / made of Shakudo
55.8mm×39.5mm×6mm
Menuki: "Hien" (Swallow) by Nobuhisa
Meiji era, Tokyo capital, made of Shakudo
Omote menuki: 48mm Ura menuki 48.3mm
Kozuka: "Gangu" (Toy) by Nobuaki
Taisho - Showa era. Tokyo capital / made of Oboro-gin
97mm × 14.4mm
Published in "Tsuba no bi"
Calligraphy at Kiri box, written by Miyata Nobuaki
"Tokubetsu hozon" by NBTHK
特別保存
-
円(税込)
No.
宮田家は後藤光保と宗家光晃に学んだ信清に始まり、近代の信明まで続いた名流。信清は文化十四年の生まれ。賀茂神社宮田家の養子となるも金工の修業を積み、業成って後に江戸に開業、南部家の御用を勤めた。信久は信清の嫡子で嘉永二年の生まれ。船田一琴に学んで技量高く、宮内省に出仕した。信明は信久の三男で明治二十一年の生まれ。父より伝授した技術を以て装剣小道具や太刀拵などを製作していた。この三代揃い物は各工の特質が示された作。信清の鐔は漆黒の赤銅地に金の龍を活かした後藤風の作。燕の流れるような姿態を彫り出した信久の目貫は清々しく、朧銀地に高彫金銀の色絵表現された信明の春駒図小柄はお正月の風物で微笑ましい。
bottom of page