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塩屋図小柄 銘 栄乗作 光孝(花押) (後藤)
Kozuka "Shioya"(salter)
Eijo
桃山時代 山城国京都
赤銅魚子地高彫色絵
長さ 97mm 幅 14㎜
上製落込桐箱入
保存刀装具鑑定書
Momoyama period / Kyoto, Yamashiro province
Shakudo
Length : 97mm Width : 14mm
Special Kiri Box
Hozon
保存
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円(税込)
No.
後藤宗家六代栄乗の作であることを、同十三代光孝が極めた、後藤の伝統が示されている小柄。後藤家には源平合戦など武士が採らねばならない規範を表現した作がある一方、同時代の市井に取材したものもある。塩造りは人の生命に関わる職の一つで、単なる風俗とは異なる高い格調を備えた場でもあり、ここに、後藤家らしさが見出せるのである。赤銅魚子地の背後に銀の波、藻塩を干す作業の男の傍らには塩を焼くための炭小屋がある。もくもくと藻塩を掻く作業ながら、合戦図にも通じる重厚感が漂っている
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