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瑞鳥文緑牙撥鏤鞘金荘白柄刀子 金印銘 義人
Yoshindo
吉原義人 無監査刀匠 東京都葛飾区
穂長 三寸 唐草文金平象嵌
拵全長 七寸一分 柄長 三寸七分
総金具金無垢地
落込桐箱入
Yoshiwara Yoshindo
"Mukansa" swordsmith by NBTHK
lived in Katsushika city, Tokyo capital
Scabbard: made of black dyeing ivory
Hilt: made of white ivory
Edge length: 90mm
"Karakusa" design gold inlay
Koshirae whole length: 215mm
Hilt length: approx.112.1mm
So-kanagu: made of solid gold
special Kiri Box
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円(税込)
No.
正倉院に遺されている刀子は、貴族が階級などを示すために用いたと考えられる品位の高い装身具の一つ。穂先は二寸前後の細身とされたものが多い。朱や緑に染色した象牙の鞘の表面を削って植物や鳥などの雅な文様を浮かび上がらせた、撥鏤と呼ばれる装飾が特徴である。
撥鏤は麻衣子氏。緑色に染めた象牙の鞘に繊細な毛彫で鳥と植物を彫り描き、象牙の白を基調に所々紅と黄色に染めて華やかな装飾としている。金具は総て金無垢地で、緒通しの金具にルビーの象嵌。義人刀匠の穂身は匂と小沸が鮮やか。金象嵌の印銘が施されている。

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