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雲龍図鐔
銘 常州下妻住早乙女弥左エ門 家貞
Dragon & cloud
Joshu Shimozuma Ju Saotome Yazaemon Iesada
鍔
No.
2104
特別保存
-
円(税込)
江戸初期
常陸国下妻
鉄地竪丸形高彫土手耳
縦七九・八㍉
横七四㍉
切羽台厚さ二・五㍉
耳際厚さ五㍉
特製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
Early Edo
Hitachi province Shimozuma
Height : 79.8mm
Width : 74mm
Thickness at seppadai : 2.5mm
Thickness at rim Aopprox. 5mm
Special box
Tokubetsu hozon
常陸国に栄えた家貞は、相州小田原から移住した甲冑工で、兜の鉢も遺され、同銘が江戸時代後期にまで続いている。この鐔は、時代の上がる土手耳仕立てとされた薄手の造り込みながら、耳に雲龍文を焼手の技法で高彫されており、江戸期の装飾性が垣間見える出来。質の良い地鉄は良く鍛えられてねっとりとした光沢があり、地面には鎚の痕跡が明瞭に残されて力強い。銘に「弥左衛門(やざえもん)」と俗名が切られており、家貞研究の上での貴重な資料となっている。
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