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梅樹図鐔
無銘 加賀象嵌
Tsuba "Baiju" (Ume tree)
Unsigned Kaga-zogan
鍔
No.
558
特別保存
-
円(税込)
江戸後期 加賀国 late Edo period / Kaga province
赤銅石目地丸形毛彫平象嵌 made of Shakudo
縦75.9mm at Length 横74.6mm at Width
切羽台厚さ4.5mm at Thickness
特製落込桐箱入 Special Kiri Box
特別保存刀装具鑑定書(加賀象嵌)
"Tokubetsu-hozon"by NBTHK (Kaga-zogan)
late Edo period
Kaga province
made of Shakudo
Height : 75.9mm
Width : 74.6mm
Thickness : 4.5mm
Special Kiri Box
Tokubetsu-hozon (Kaga zogan)
芸術と文化の意識が殊に高い加賀国において発展した、平象嵌の技法を駆使した作品。平象嵌とは、平滑に仕立てた器物の表面に、平面的な描法で複数種の金属を象嵌するもの。色合いの種類は少ないながら、組み合わせる金属によっては絵画以上に華やかさが強調され、殊に細やかな線描写に心が奪われる。この満開の梅を題に得た作も、匂起つように美しい。下地は上質な赤銅地で、微細な石目地仕上げで黒が深く沈み、梅樹の金と満開の銀の花弁を鮮明にしている。繊細な毛彫も見どころ。
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