霞に釘抜七宝紋図大小縁頭 銘 大崋山図 常成彫之

 常(つね)成(なり)は大森派の流れを汲む金工であろう、大森派の得意とする金の真砂(まさご)象嵌(ぞうがん)を駆使した、美しい構成になる大小揃いの縁頭。漆黒の赤銅地を磨地に仕上げ、真砂象嵌は大小粒子の大きさを違えて密に施しており色調と質感の妙なる調和がとられている。七宝文の中央に釘抜を組み合わせた紋所を高彫表現している。大崋山とは仏教の修業地として知られる中国の五名山の一。保存刀装具鑑定書

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