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雫透点象嵌図鐔 無銘 応仁

 大振りで薄手、真丸形の造り込み。槌目が残る茎穴の周囲を細い真鍮地の線象嵌で囲み、小透された雫形の周りにも真鍮地の線象嵌が施されている。同心円状に散りばめられた真鍮点象嵌は表裏合わせて380個(数え間違えでなければ)。点(ドット)は最も古い装飾の一つであろう。抽象的な小透と共に時代の上がる雰囲気を伝えている。大振りで小柄笄櫃穴の無い応仁鐔の典型作と言い得よう。

雫透点象嵌図鐔 無銘 応仁
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