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鉄錆地二十間大星兜 鉄錆地雲龍文打出五枚胴具足 雲龍文打出胴 銘 龍永貞良作 籠手 銘 明珍宗安

 一行九点の大星(おおぼし)を打ち施した剛毅な趣に溢れる星兜と、見事な雲龍の姿が打ち出された鉄錆地五枚胴の具足。
 兜の前正中には三条の篠垂を、後正中には二条の篠垂を備えて二方白とし、綴(しころ)は板物三段黒漆塗饅頭綴としている。大きく反り返った吹返しには丸に四ツ菱紋が据えられている。
 一方具足は錆地仕立ての頑強な鉄板をはぎ合わせて五枚胴とし、その五枚すべてに雲あるいは龍を打ち出しにして高肉に彫り上げている。銘が刻されおり龍永貞良とある。籠手(こて)は肩に亀甲形の金具を繋ぎ、肘と手の甲には共鉄になる濃密な顰(しかみ)図を据えた五本篠籠手。この籠手にも銘が刻されており、作者は江戸時代中期の土佐で活躍した明珍宗安。

鉄錆地二十間大星兜 鉄錆地雲龍文打出五枚胴具足 雲龍文打出胴 銘 龍永貞良作 籠手 銘 明珍宗安
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