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金布袋図目貫 無銘 加賀後藤

 後藤家の伝統を加賀金工に伝えたのが、顕乗(宗家八代)など理兵衛家の名工。これら前田家にも仕えた工を加賀後藤と呼び慣わしている。この目貫は、色合いの明るい金無垢地を打ち出し、後藤家に特徴的な山高く谷深くの表現そのままに、大きな袋を抱える布袋和尚をふっくらとした高彫に表現している。殊に優しい目と笑顔の描写が巧み。この小さな空域に布袋の存在感を活写している。顕乗在銘の小柄・笄(重要指定)と三所物として柄に巻き込まれていたもの。恐らく顕乗の作であろう。

金布袋図目貫 無銘 加賀後藤
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