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若竹根曳松図小柄 無銘 後藤寿乗

 新春の門前を彩る松と竹が題材の、お目出たい席で用いる拵に備えられた小柄。後藤宗家十二代寿乗(じゅじょう)光理の作と極められている。清々しい竹の香りを体内に採り入れ、松の精油も茶湯としていただくのは正月の習わし。その松と竹の生命感のある図。上質の赤銅魚子地をくっきりと打ち出して高彫に仕立て、鮮やかで暖か味のある金と銀の色絵を施している。寿乗は先代通乗の子で、享保七年に家督を相続した。 

若竹根曳松図小柄 無銘 後藤寿乗
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