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窓桐透図鐔 無銘 肥後

 茶室の窓と桐樹の心象的な表現からなる鐔。初代西垣勘四郎が創案し、多くの肥後金工が同図を製作している。窓は下地となる芦などを露出させた、所謂下地窓。桐樹は花が盛りの頃。この組み合わせは、桐樹が障子に影を落としている様子。切羽台を厚く耳際を薄く仕立てた地鉄の色は黒々として光沢強く、透かしの切り口に味わいがあり、毛彫も活きている。因みに、三代勘四郎が茎櫃に桐樹を造形した作品を遺している。

窓桐透図鐔 無銘 肥後
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