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獅子図縁頭 無銘 古金工

 微細な赤銅魚子地を背景に六疋の獅子達が疾駆する。紋高い高彫は裏側からの打ち出しが強く、際端が引き絞られて極めて立体的。弾むような躍動感をもって六疋の獅子それぞれを異なる体勢と表情で描き分けている。じゃれあう二疋の獅子を見上げる縁の獅子達という構成も面白い。頭も縁も腰が浅く、金小縁によって品良く引き締まっている。後藤家では宗家五代徳乗の時代である。

獅子図縁頭 無銘 古金工
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