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桐鳳凰蒔絵刀掛

 濃厚な色合いで緻密な金梨子地塗とし、要所に金の縁取りを活かした意匠で、台座がしっかりとした造りの安定感のある刀掛。表は桐樹に阿吽の吉相を示す鳳凰図。裏は菊、桔梗、女郎花、萩、薄などの秋草。いずれも濃密な盛上の手法になる金銀粉蒔絵で、銀の黒味を活かした桐樹に、荘厳な趣のある金の鳳凰が翼を広げて飛翔する場面を動感豊かに描いている。秋草も涼やかに吹き抜ける風を想わせる構成である。

桐鳳凰蒔絵刀掛
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