勝虫唐花文箙

 箙は右腰の後ろで腰に巻き止め、襷掛けに背負うように装着する。肝心なのは矢の取り方。矢は箙の上から引き抜くのではなく、右手を右腰後ろの箙の脇から差し入れて、矢先を下に引き抜いて弓に番える。本作は熱田神宮に伝わっている箙を模して、江戸時代に製作された作。細部に亘り丁寧に造り込まれている。

勝虫唐花文箙