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三疋牛図目貫 無銘 古金工

 放牧された牛を題材とした力強い目貫。牛の図は後藤家でも彫り表わしているように、牛の生命力と忍耐力が図の意味するところであろうか、見事に表現されている。地金は色合いの濃い山(やま)銅(がね)地で、時代の上がる目貫の特徴でもある薄手に打ち出し強くふっくらとした地造り。大地を蹴る四肢の筋肉、大きく上げた首筋、丸みのある胴体と背骨のありようなど、総てから動きが伝わりくる。目玉のみ金の色絵。裏の処理も時代金具の重要な見どころである。

三疋牛図目貫 無銘 古金工
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