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日本刀専門店
​銀座長州屋

銘 薩州住伊豆守正房 正保二年十一月吉日(業物)

(江戸前期)

正保二年

薩摩国

Masafusa

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Copy right Ginza Choshuya
Production work
​Tomoriki Imazu

 初代伊豆守正房は、初代備後守氏房の次男。青年時代は島津家の軍勢として関ケ原合戦に出陣し、帰郷後は藩命によって京に上り、研師および鑑定家として知られる竹屋源七郎延安に就いて相州伝の鍛法を学び、後に伊豆守を受領して父譲りの初銘氏房を正房と改めた。彼の相州伝の作品は古風に見えるものが多く、後の『新刀弁疑』の著者鎌田魚妙(かまた なたえ)は「薩摩鍛冶の冠たるべきもの、主水正正清の上に置くべきものなり」と高く評価しているが、その割に現存品が尠く、無銘にされ、古刀の上作物に紛れたものがあるとの説を否定できない根拠となっている。
銘 薩州住伊豆守正房 正保二年十一月吉日(業物)
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銘 薩州住伊豆守正房 正保二年十一月吉日(業物)
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