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短刀
銘 肥前国忠吉(初代)(最上大業物)
日本刀専門店
銀座長州屋
江戸時代初期
(慶長十五~六年頃)
肥前国
Tadayoshi (the founder)
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Copy right Ginza Choshuya
Production work
Tomoriki Imazu
忠吉は江戸初期の肥前の刀工。佐賀藩主鍋島勝茂侯に見出され、その後援で慶長元年に上京して埋忠明欽と明寿の父子に学ぶ。鍋島侯は帰国した忠吉に極上の鋼を用意し、古作を手本とする数々の刀の製作を命じた。鍋島侯は、忠吉が懸命に鍛造したこれらの作を幕閣や知音の大名衆に贈り、江戸城での社交に活かしたのである。主命に見事に応えた忠吉の評判は上がり、「肥前国忠吉」の呼称は、今や名刀の代名詞となっている。
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