古代刀剣シリーズ 遂に完結か!?
今回は6世紀から7世紀に製作された我が国製の金銅製円頭大刀のすべてを御覧いただきます。
巨大な岩のようなものに押しつぶされた痕跡も生々しく、刀身中央部分で外装もろとも折れ曲がった円頭大刀。
不完全ながら外装の一部は幸運にも製作当時の神々しい面影を残しております。
頭椎大刀にも散見する円形浮文は二連で、円形浮文の間を唐草文でつなぐ豪華な装飾・・・・
金色に輝く金銅の下には
木製の鞘の一部が残り、鞘を丁寧に張り合わせた跡や古代の職人が目当てのために入れた切り込みまで鮮明に残っています。
悠久の歴史を辿る古代刀剣ロマン! その終着点をお見逃しなく!