新商品のご案内 短刀 銘 月山北寒河江谷地俊吉 大永二年二月吉日

出羽国 大永 四百九十七年前 二十八歳

短刀 銘 月山北寒河江谷地俊吉 大永二年二月吉日
 
黒漆泡文塗鞘小さ刀拵入


 
天照大神の弟月読命を祀る月山は、湯殿山・羽黒山と共に出羽三山として崇拝され、修験者も往還した霊山。冠雪した美しい山並みを臨む麓の地、寒河江(さがえ)郷谷地(やち)には「月山」を冠する刀工が、鎌倉時代の古月山以来の綾杉鍛えの伝統を堅持し、南北朝、室町時代と鞴に風を送り続けた。

身幅広く、僅かに内に反ってふくら枯れごころの鋭利な姿。

古風な綾杉鍛えの地鉄は肌目が鮮やかに起ち、粒立った地沸が付いて棟際に映りが現れた濃淡変化のある肌合。


 

 
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