このページではJavaScriptを使用しています。

ご注文はこちら
三つのお約束
一覧

脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋

Wakizashi sign Oku Yamato no kami Taira ason Motohira
Bunka 9 saru aki

薩摩国 文化 六十九歳 二百四年前 刃長 一尺四寸八分五厘(四五糎) 反り 三分五厘  元幅 一寸四厘
先幅 八分二厘 棟重ね 一分六厘半 鎬重ね 二分一厘半 茶石目地塗鞘合口拵入 金着二重ハバキ 白鞘付
拵全長 二尺一寸 柄長 五寸 昭和三十一年東京都登録

特別保存刀剣
価額1,100,000円(消費税込)

 大和守元平は伯耆守正幸と共に江戸時代後期の薩摩を代表する優工。先代元直の嫡子として延享元年に生まれ、安永六年に家督を継承、寛政元年に大和守を受領している。海外に通じていた国柄、国土防備の意識が強い武士からの需要があったのであろう、武骨で頑丈な大刀や脇差を遺している。研究熱心で相州古作に学び、近親の弟子を育てるのみならず、尾張の青木元長、会津の角元興など他国からの刀工にも技術を伝え、文政九年八十三歳の長命を全うしている。
薩摩刀の特徴が良く現れているこの脇差は、大小揃いの小とされたものだが、咄嗟の使用においても抜刀が容易。元先の身幅広く鎬が張り、棟を削いで刃先鋭く、いかにも截断に適した構造。小板目状に良く詰んだ地鉄は、常に比して大肌が現れることなく静穏な風があり、地沸が厚く付いて穏やかな湯走り状に地中に大粒の沸がこぼれ、腰元の刃寄りに特徴のある釣り針を思わせる肌目が現れている。荒沸に小沸と匂を複合した沸深く明るい互の目の刃文は、焼頭が沸で煙って不定形に乱れ、所々尖りごころに出入りし、沸足は逆がかって太く長く入り、帽子も沸深く互の目に乱れ込んで先小丸に返る。所々に広がる大粒の沸の様子は特に迫力がある。舟底形の茎には鑚強く銘が刻されている。
付されている拵も、鐔を設けないことから障りなく腰に収まる実戦的な造り込み。しかしながら瀟洒で、茶石目地塗の鞘に割笄を備えとし、卯花色細糸を密に巻き締め、南無阿弥陀仏の六文字を意匠した目貫を出目貫に仕立てている。

脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 表脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 裏脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 拵

脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 切先脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 刀身中央脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 ハバキ上

脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 切先裏脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 刀身中央脇差 銘 奥大和守平朝臣元平 文化九申秋 ハバキ上

日本刀 販売品 薩摩刀 奥大和守元平

Ginza Choshuya All Rights Reserved